バキュームロール バキューム装置
バキュームロールは、バキューム装置との組み合わせで洗浄油などを強制吸引する不織布ロールです。ラインスピードのアップ、通板材に合わせた残油量の調整などが可能です。
特徴
- ラインスピードのアップ
不織布の特性である「毛細管現象」とバキューム装置による強制吸引の相乗効果で残油量を大幅に軽減しラインスピードのアップが可能です。 - 洗浄力の向上
残油量を大幅に軽減することが可能な為、洗浄油の吐出量を増やし、洗浄力を向上させることが可能です。 - 通板材に合わせた残油量の調整
インバーターでバキューム装置を制御している為、吸引力を微調整し通板材に合わせた残油量の制御(特許第 6340603号)が可能です。
用途
主な用途
製鉄・非鉄生産ラインでの用途
電解洗浄ライン・連続焼鈍ラインでの洗浄装置出側リンガーロールレベラー前後、リコイル前のオイルカットロール
自動車(ボディ)生産ラインでの用途
洗浄装置出側リンガーロール
TOHO バキュームロールシステムユニット
自動車業界向け
洗浄工程におけるTOHOバキュームロールシステムユニット
TOHO バキュームロールシステムユニット概要
所望する油膜厚を選択・決定すると以下のフローによって
所望した油膜厚がブランク材に形成されます。(特許第6340603号)
TOHO バキュームロールシステムユニットは空冷式真空ポンプを採用しています。
水・冷却装置・給排配管設備及びそれらに関連する運用とメンテナンスが不要です。
従来のバキュームロールシステムユニット
TOHO バキュームロールシステムユニット
生産性の改善と向上
簡易な操作と運用
生産ライン速度アップ
不良率の削減
マンパワーの削減
油・電力・水の節約
生産ライン速度アップ
不良率の削減
マンパワーの削減
油・電力・水の節約
運用とメンテナンスの手間の削減
TOHOバキュームロールシステムユニットは大幅なCO₂排出削減に貢献します